「きらりん技タイム」開催!
9月19日(金)の様子です。
児童会主催による「きらりん技タイム」が行われました。
この取組は、本年度から始まった新しい試みですが、各学級の代表の子が、自分の得意なことを、みんなの前で発表してくれました。
鍵盤ハーモニカの演奏です。
トップバッターで緊張したんじゃないかな、と思いましたが、元気よく演奏できました。
続いて、詩の暗唱です。長~い詩を、途中でつまることなく、胸を張って堂々と暗唱できました。
ピアノ演奏です。なじみのある「ドラえもん」の曲を演奏できました。
ペアでダンスです。こちらも緊張したことでしょう。でも、リズムに乗って伸び伸びと踊ってくれました。
ペアであやとりです。次々と連続して、技が完成するたびに、「おーっ!」という歓声が上がっていました。
ペアでなわとびです。途中でひっかかることなく、いろんな技を続けて跳ぶことができました。
ピアノ演奏です。難しい曲を、なめらかな指使いで、心地よく聞かせてくれました。
そして、けん玉です。難しい技でも、スイスイとドンドン決めていきます。決まるたびに大きな歓声が!
最後の大技「宇宙一周」はなかなか難しかったですが、みんなの声援を受けながら、粘り強くがんばりました。
最後は、ルービックキューブです。
「本当に完成するのかな~。」と思っていたら、あっという間に色がそろっていき、ほんの数分で完成しました。すごい!
一人ひとり違って、とても素敵な発表でした。
どの発表も、磨かれた技で、すばらしかったです。
どの子も、発表を終えた後の、さわやかで、にこやかな表情、安心した、それでいて誇らしげな顔が、とても印象的でした。
人は、周囲の人に認めてもらうことで、今後の学びへのモチベーションが上がります。
今後ますます、その技に磨きをかけていってくれることでしょう。
今回、初めての取組でしたが、子どもたちが「出てみよう!」という気持ちになったことが、まず、すばらしいです。
聞けば、本当はもっとたくさんの子がエントリーしていたようです。
みんなの前でライブでの発表は叶いませんでしたが、ビデオ映像にして披露してもらうこととなっています。
今回、もう一つ、感心したことは、「見る側の子どもたちの態度」です。
発表に、しっかりと集中し、前後には拍手を送るという、基本的なマナーはもちろんのこと、「すごいっ」と思ったら「おー!」といった歓声があがり、ときには、「がんばれ!」というエールを贈る。
まさに、会場にいるすべての人たち全員が一つになった感じでした。
「あの子は、こんな特技があったんだな。」
いつも付き合っている友だちの思わぬ一面に驚き、感心したことでしょう。
そして、
「次は、自分もやってみよう。」「自分にもやれそうなことはないかな。」
そう思った子も多かったんじゃないかな、と思います。
私をはじめ、誰しもが「これだけは誰にも負けない」と言えるような得意技をもっているわけではありませんが、「その子が好きなこと」を見つけてあげることは、大事なことです。
これからも、こうした機会を持って、優劣というよりむしろ個性を活かした活躍の場を、子どもたちに与えていきたいと思います。