感動体験!「春照ふるさとフェス」【午前の部】
11月29日(土)の様子です。
「春照ふるさとフェス」当日を迎えました。
この日は、本校150周年記念行事でもあります。
午前と午後に分かれた2部構成となっていますので、今回は【午前の部】の様子をお伝えします。
オープニングセレモニーです。
今日の全体司会を務めるのは、この取組の実行委員に進んで応募してきてくれた5・6年生の子どもたちです。
主催である学校運営協議会の会長さまより開会の言葉があり、続いて、児童代表のあいさつがありました。
オープニングを盛り上げてくださったのは、春照太鼓おどり保存会の方々による、迫力満点の太鼓おどりです。
本校の子どもたちや卒業した中学生、地域の大人の方々が、すばらしい踊り、演奏、そして歌声を披露してくださいました。
続いて、伊吹高校・書道部の方々のパフォーマンスです。
テンポのよいBGMに合わせて、かけ声をかけながら、きびきびとした動きでもって、大きな作品を共同作業で、完成させていきます。
できあがった作品「春照150」は、早速にステージ上に飾らせていただきました。
そして、いよいよ、子どもたちの出番です。
子どもたちは、今日の発表に向けて、各学年で設定したそれぞれのテーマについて、いろいろと調べたり、まとめたりして、準備を進めてきました。
まずは、1年生『秋のおもちゃランド』です。
伊吹の秋の自然のものをつかった、的あて、しゃてき、魚つり、わなげのお店で楽しみました。
2年生『うごく!わたしたちのおもちゃあそび』コーナーです。
生活科の時間を使って、「廃材を活用したおもちゃ」を作りました。班ごとに工夫を重ね、お客さんを楽しませられるようにがんばりました。
3年生『広がれ!春照の特さん品』の発表です。
薬草や伊吹牛乳、ブルーベリーなどの果実、それらの特産品を売るお店についてインタビューやアンケートをして調べ、米原市や春照のことをもっと好きになってもらえるよう、発表をがんばりました。
4年生は、『伊吹山魅力プロジェクト』を発表しました。
伊吹山の魅力を伝えるために、グループに分かれて調べ学習を進め、みなさんに伊吹山の魅力が伝わるように発信しました。
5年生『マザーレイクゴールズ13のゴール』の発表です。
県内で取り組まれている、マザーレイクゴールズ(MLGs)についてまとめました。2030年のびわ湖とびわ湖に根ざす暮らしに向けた13のゴールについて、紹介しました。
そして、6年生は、『みんなと守ろう!伊吹山再生プロジェクト』について発表しました。
「私たちの誇りである伊吹山」を守るため活動されている人々の思い、自分たちにできることを発信し、「一緒に伊吹山を守ろう!」と呼びかけました。
どの学年の発表も大変すばらしかったです。
他の学年の友だちや、来てくださった大人の方々の前で、しっかりと伝えることができました。
子どもたちは、自分が発表する時には、緊張でドキドキしたかもしれません。
反対に、友だちの発表を聞く時には、「なるほど、そうか。」と新しい知識や発見につながったかもしれません。
発表のやり取りを通じて、頭や心にいろんな刺激があったことでしょう。
春照小学校では、1・2年生では生活科、3年生以上では、総合的な学習の時間を使って、このフェスでの発表を、大きな取組として位置付けて、時間をかけて取り組んできました。
この取組を中心にして、子どもたちが、ふるさとを愛し、自分たちの手で、このふるさとをよりよくしていこうとする心、いわゆる「シビックプライド」を育んでいきたいと考えています。
ご家庭や地域においてもまた、話題にしていただけると、幸いに存じます。