5年生がトヨタオンライン学習に臨みました
12月11日の様子です。
5年生は、社会科の学習で工業について学んでいます。
身近な工業製品ができあがる過程を学ぶのに、小学校では長年にわたり、自動車工場の見学を行ってきました。
私も担任をしていたころは、子どもたちとバスに乗って工場へ行き、ベルトコンベアーに乗せられたいろんな部品が、運ばれ、組み立てられ、自動車になっていく過程を見せてもらったり、案内役の方のお話を聞かせてもらったりしたことを、覚えています。
行き先は、愛知県のトヨタ自動車株式会社関連の工場か、三重県のホンダ自動車鈴鹿製作所のどちらかでした。
その後、コロナの影響でしょうか、現地見学ではなくオンラインで、そういうことが学べるようになり、本校でも昨年度から導入しています。
オンライン授業がどんな様子か、私ものぞかせてもらいました。
全員が机を、電子黒板モニターに向けて、画面とのやり取りをしながら、学習は進められます。
左下に、案内してくださるナビゲーターの方が小窓で映っていて、右下には、モニターに向かう5年生が映っています。
ナビゲーターの方からは、時々、質問が飛んできたり、子どもの様子を見て「いいですね~。」と評価してもらえたりして、まるで目の前にいるような感じで、確かに、愛知県豊田市と滋賀県米原市がつながって、通信している様子がわかります。
子どもたちも、違和感なく、そのやり取りに集中をしています。
自動車が組み立てられる工程の学習の様子です。
それぞれの工程の特長がよくわかる位置からカメラで捉えた映像なので、とても見やすかったです。
「本物体験」「生の迫力」といったことも、もちろん大事ではありますが、この学習については、このオンライン授業でもたいへんよく学ぶことができることがわかりました。
改めて、現代社会の技術の発達のすごさも感じました。
今までならば、現地への移動も含めて一日かけていたものが、45分にギュッと収めることができてしまったことにも驚きでした。